家事代行の仕事をやってみたいという人へ【スタッフ編】
家事代行という仕事。
最近は、テレビや雑誌で取り上げられることも多くなり、だいぶ認知度もあがってきました。
私がこの仕事を始めた約10年ほど前は、今ほど認知されていなかったため、家事代行と言っても、なかなかひと言ではわかってもらえませんでした。
名刺交換の際、家事代行の仕事をしていますと言うと、燃えるのほうの火事と勘違いされてしまい、「消防署にお勤めですか?」と真面目に聞き返されたことが何度もあります(笑)
そして、近年、家事代行の仕事をしてみたいという人も増え、求人の応募も以前に比べ、増えつつあります。
しかし、この仕事の中身がよくわかっていない、勘違いされている人も多いため、家事代行の仕事の中身を簡単に説明したいと思います。
時間制、定期訪問の仕事がメインです
まず、家事代行は、文字通り、日常の家事をお客様に代わってやる仕事になります。
基本、時間制で仕事を請け負い、毎週1回など定期訪問の仕事がほとんどになります。
今回だけというスポットの仕事もありますが、やはり定期の仕事のほうがメインになります。
この点を結構勘違いしている人が多く、求人の面接に来る人たちもほとんどがスポットの仕事ばかりで、毎回違うお客さまに訪問する仕事だと思っている方がとても多いです。
家でやる家事と、仕事としてやる家事は違います
仕事の内容自体は、いわゆる主婦の方が家でやる家事と違いはなく、掃除や、洗濯、片付けなどが中心となります 。
しかし、家でやる家事と違う点は、先程書いたように時間制ですので、決められた時間内でやるべき仕事内容が決まっています。
「時間内に終わりませんでした」では許されません。
そもそも、自宅でやる場合は、あまり時間は意識しないですからね。
しかし、当然仕事ですので、時間は意識しないといけません。
また、やる内容、レベルもある程度求められます。
あまり大雑把に、たとえば、四角い部屋を丸く掃除していたら、お客様から指摘、場合によってはクレームになることもあります。
ですから、最初は必ず研修受けてもらいます。
お金をいただく以上、ちゃんとした仕事をしないといけませんから…。
ここが大きな違いのふたつめになります。
お留守にお伺いする仕事が多い
お客様は共働き世帯のお客様が多いので、鍵をお預かりして、お留守の時にお伺いするケースのほうが多いです。
これも意外に思われるのですが、定期のお客様は、不在時訪問が約7割を占めます。
つまり誰もいないお宅で仕事をしますので、なんといっても信用が第一。
会社側からすると、信用できるスタッフさんでないと安心して仕事を頼めません。
だから、自ずと採用には慎重になりますね。
これ以外にもいろいろあるのですが、ほんの一例ですが、こんな感じになります。
こうやってみると、一見大変そうですが、慣れれば、全然大丈夫です。
また、自分のやった仕事でお客様が喜んでくれれば、それはそれで嬉しいですし、やりがいもあります。
そうそう、こういった家事代行で働いてみたい人向けに今度セミナーも開いてみたいですね。
では、また。
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