「私の家政婦ナギサさん」と実際の家事代行を比べてみる。・・・”家事代行で男性スタッフはNGです!”

こんにちは。
家事代行コンセントのあっきーです。

TBS新火曜ドラマ『私の家政婦ナギサさん』がはじまりました。

多部未華子、大森南朋、瀬戸康史が繰り広げるコメディタッチのとっても面白いドラマです。

家事代行で働いている身としては、これは絶対観るドラマ!と初めから決めていて、スタートされるのを楽しみにしていました。
案の定、1話目でめっちゃ面白くて、すでにハマってしまいました。

ただ、あれはやっぱりドラマですね。
こんなこと、絶対ナイナイってことも、ドラマの中ではありえるから、テレビみながら、思いっきり突っ込みつつ、楽しんで観ています。

そこで、『私の家政婦ナギサさん』と実際の家事代行の現場での共通点や違いを考察してます。

目次

女性の一人暮らしの片づけは大変

ドラマの中のヒロインは、製薬会社のMRとしてバリバリ働くキャリアウーマンで一人暮らしの女性です。

片づけの仕事の依頼は、実際の家事代行の現場でも多く、お客様は一人暮らしの方からファミリー層の方までいらっしゃいます。
そして、一番散らかっているなと感じるケースで圧倒的に多いのが、”女性の一人暮らし”というパターンです。

男性で片づけが苦手な方ももちろんいますが、そういった男性では散らかっていることが気にならず、実際に掃除や片づけを外注しようという気にならないので、男性の一人暮らしの方からの片づけの依頼というのは、実はそれほど多くないんです。

そして、女性はとにかく持ち物が多いのです。
衣装やバッグ、化粧品類など、たくさんのモノを持ちたがるのは大抵女性です。

そして、一人暮らしであれば、散らかっていても誰も咎める人がいないので、モノも増えるし、とことんまで散らかってしまうわけです。

ドラマの中でも、散らかりっぷりが、「ああ、女性ぽいな」とわかる感じです。

家事代行と家政婦の違い

このドラマで、サービスを利用しているの家事代行ではなく、家政婦です。

家政婦と家事代行

とっても似ていますが、違っていることもあります。
一番大きな違いは、雇用形態です。

家政婦紹介所から紹介された家政婦と利用するお客様が直接雇用の契約を結ぶのが、家政婦です。
家事代行は、家事代行会社に雇用されているスタッフが利用するお客様宅へ派遣されてくるというのが一般的です。

また、言葉の持つイメージで家政婦というと、大きなお屋敷で住み込みや毎日通ってくるイメージでお金持ちの人が利用すると思っている人も多いのではないかと思います。

それに比べて、家事代行は近年になって出てきた比較的新しいサービスなので、富裕層でなくても、家事をシェアするというイメージで、利用するための敷居は下がってきているように感じてます。

また最近では、家政婦紹介所でも、家事代行のような雇用形態で業務を行っている会社も増えてきているようで、大きな違いがなくなってきているように感じることもあります。

家事代行で男性スタッフはNGです!

ドラマの中でこれはあり得ないなと思ったところは、20代の独身女性のお宅を”男性の家政婦”が担当するというところです。

直接雇用の家政婦なので、お互いが了承すればよいということなのかもしれませんが、こういうケースで女性側が了承するというのは、ほとんどないだろうと思います。

ドラマの中でも、部屋の中に散乱していた下着を含めた服を男性家政婦が触ろうとして、慌てて「これはいいですから!」というようなやり取りのシーンがありました。

家事代行の仕事でも、このあたりは一緒で、男性スタッフがお伺いしますといって、OKがでるケースはほとんどありません。

ハウスクリーニングや引っ越しの手伝いなどの業務も行っているような会社であれば、男性スタッフでも対応できる仕事は一部あるとは思います。

まとめ

こんなふうに、ドラマは観る人が楽しめるようにと、多少現実は違った内容になっているのだと思います。
たしかにその部分があるから、観ていて面白いんですけどね。

これを機に、ひょっとしたら、男性からの応募が増えるかもしれません。

ちなみに、弊社では、男性スタッフはただいま募集しておりませんので、悪しからず…

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